2007/07/25

コンクリートにする

英語で「具体的」のことをコンクリートと言います。

先日、とても面白い本に出会いました。

著者はユダヤ系アメリカンの方でとても斬新な考えを持ち、貴重な経験を積んできた方でした。
この著者は上智大学で心理学の教鞭を5〜6年取る経験もあります。
(かなり日本通です)
そして、在日期間に日本人を客観的に見る「視点」がとても新鮮に感じました。

印象的だったのが日本人とユダヤ人の共通点が沢山にあるということ。
そしてどちらも「自然を大切にする心」があること。
その心がないと0から何かをクリエイトすることが出来ない。

このような言葉が非常に印象的でした。

私自身思うのですが何かをクリエイト(創造)してゆく時って必ず
『具体的な何か』
が必要だと思います。

例えば…
明日から頑張ろう!という気持があったとします。
コレってとても大切ですが「明日から何をどのように頑張るのか?」があやふやだとこの気持ちは活かされないままですよね?
「明日から苦手だったデザインメイクを1つ克服する為に、洋書を1冊買ってみよう」
「1冊が1万2千円で高いとあきらめていたけど毎日のお茶代を減らしてみよう」
「Coffeeが1杯500円だったら×24日だから…」
というふうに少しずつ具体的に考えてゆけば仕事の幅だって簡単に変えられるかもしれません。

Make-up Artistはデザインや配色、バランスなどを感覚的にもっていなければ良い作品を決められた時間でupすることが難しいものです。
で、結局はセンスがないから…
という言葉を使ってしまう方、少なくありません。

センスや感性って確かに持って生まれたモノや育ってきた環境もありますが
『皆、磨いてきている』
ということを忘れちゃいけませんよね!!
磨いて、磨いて、センスや感性は質の良いモノへと変化してゆきます。

私達はすでに日本人という自然に恵まれた、文化を持った国に生まれています。
そして独自の文化を今も世界へと発信し続けていますよね?

だからこそ「コンクリートな考え」を持つ事がきっと大切なのだと思います。

Comment


ご無沙汰しています。
卒業生の増田です。
いつもいつも、
「今日は更新されてるかな?」
と、仕事の休憩時間に楽しみにしています!
未熟な私もBe-STaFFを卒業し、沢山の素敵な先輩方や友人達のおかげで、ドリームをリアルに変えられつつあります。
卒業したあとも、メイクアップアーティストとして、又一社会人として、通信教育を受けてる気持ちです。

近いうちにお会い出来るのを楽しみにしております☆

増田さんへ
お久しぶりです。コメントを有り難うございました!
増田さんの活躍は学生時代、同期でもあり現在はBE-STAFFインストラクターでもある渡邊先生からよく聞かせてもらっています。
前回「卒業生」をテーマにしたBlogをupしましたがきっとアナタにも届いている!という確信を持ってメッセージを送りました。
忙しい毎日でしょうがお仕事を通して更に素敵な女性へと成長して下さいね!

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